エポキシ系散布型道床安定剤
GREBOPOX® エポキシ樹脂は、世界の多くの大規模な鉄道会社承認され使用されています。また、高い品質と環境性は、多くの機関、お客様により試験により実証されています。それらがこの 20 年間使用され続けている理由です。
この方式により当社では、路線の一部から全体まで様々な規模のバラスト固定化のご要望に応ずることができます。
当社が使用するエポキシ樹脂システムGREBOPOX®は、すべての大手鉄道会社で世界的に承認されています。
その優れた品質と環境適合性は、数々の著名な研究機関による試験ならびに当社のお客様による実用により確認されています。20年以上にわたり、当社はこのシステムを活用してきました。


汎用性のあるソリューション
また、ドイツ国鉄およびミュンヘン工科大学における長期試験により、GREBOPOX®は極端な負荷のもとでも優れた特性を保つことが証明されています。

- 転轍領域、絶縁ジョイント、深部補強における固定
- バラストとスラブ軌道の間の境界領域
- 特に高速路線への使用、または故意の汚損行為に伴うバラスト飛散の防止
- 洪水や大水によるバラスト床損傷の回避
- スラブ軌道の枕木の修復
- 駅や停留所での清掃の手間の軽減
- プラットフォームの滑り止めコーティング
バラストの修理に代わる固定化
分岐部、絶縁ジョイント、その他の多くの場所ではバラストを接着することにより、道床が固定され、タンピング間隔を大きく拡張できるため、メンテナンス費用も大幅に削減できます。
GREBOPOX®によるバラスト接着により、深部も補強されるため、道床横抵抗力とその持続性が大きく高まります。
軌道間の境界領域
バラスト接着により、そのようなメンテナンスの経費を大幅に削減できます。
境界領域の接着には、スクリーンパターンを使用します。この場合、3分の1を完全接着、3分の2を部分接着します。

表面接着
バラストを固定すれば、バラストに使われている個々の石を投擲するなどの悪戯はできなくなり、鉄道施設への不正侵入によるバラストの分散も防げます。

洪水対策
洪水による被害を防ぐために、バラストを深部まで接着することを推奨します。それによって河川の氾濫や高波の影響を大幅に抑制することができます。

汎用性のあるソリューション
枕木の修復
転轍領域のスラブ軌道に設置されたコンクリート枕木は、特定の条件下で接続が緩むことがあります。その結果、コンクリート板と枕木の間に亀裂が生じ、その上を通過する列車により転轍機が上下に動き(ポンプの機能を果たすため)、発生した亀裂に水分が浸透します。さらに亀裂に入った水分の凍結により構造が破損すれば、致命的な損害につながり、転轍機全体の交換が必要になります。このような破損では、バラストとスラブ軌道の境界領域も破壊されます。
当社とパートナー企業により共同開発した技術により、損傷した枕木を個別に修復することが可能です。修理にあたっては、枕木の側部と頭部に最大8個の穴をコンクリートに開け、射出用樹脂を穴に注入します。樹脂を含浸させることで、汚れ、水分、残留湿気を排除します。
最後に、目視で確認できる枕木端の亀裂に充填剤と樹脂の混合物を注入して、目止めします。
目視で確認できる枕木端の亀裂には充填剤と樹脂の混合物を注入して、目止めします。


洗浄の手間が軽減
掃除するバラストを損傷することなく、今までよりずっと高い吸引圧で作業できます。バラストが洗い流されたり、ずれたりする危険がなくなるので、高圧洗浄機による清掃にもバラストの接着は適しています。バラスト軌道の透水性(排水能力)は完全に保持されます。

プラットフォームの滑り止め
アスファルト、コンクリート、木材、鉄鋼にも使用でき、霜や凍結防止剤に対する耐性をもっています。
